7月6日、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、公式ホームページ(SUPERGT.net)で7月18〜19日に富士スピードウェイで開催される2020年第1戦富士のエントリーリストを発表した。GT500クラスに参戦するKEIHIN REAL RACINGは、塚越広大とコンビを組むベルトラン・バゲットの来日が危ぶまれていたが、チームはバゲットをエントリーするとともに、6日、バゲット自身が無事に日本に入国していたことを自身のSNS上で報告した。
2020年のスーパーGTに向け、KEIHIN REAL RACINGは塚越とバゲットのコンビを継続し、3月の岡山公式テストをはじめ速さをみせてきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕は延期となってしまった。
その延期となっていた間、バゲットはさまざまな事情もあり一度母国ベルギーに戻っていたが、その後新型コロナウイルスの影響にともなう日本政府の水際対策により、日本へ向かうことができなくなっていた。
KEIHIN REAL RACINGは万が一のための第3ドライバーとして、6月27〜28日の富士公式テストでは金丸ユウを起用していたが、じつは6月26日にバゲットが日本に戻っていたのだという。入国にあたっては、バゲットがベルギーに戻った際の事情も関連していたようだが、バゲット自身もさまざまな努力を重ねて実現したそう。今週には14日間の自宅待機も終わり、第1戦富士には晴れて出場できそうだ。
SNS上でバゲットは「日本に戻り、スーパーGT第1戦に出場できることになったことを喜んでお伝えするよ! また入国できて本当に嬉しいよ。いまは富士でのレースに集中しているし、今からホンダNSX-GTをドライブするのが待ちきれないね!」と東京の街並みを背景に写った自身の写真とともに記した。
バゲットの参戦実現はチームにとっても、そしてファンにとっても非常に嬉しいところだ。
from スーパーGT:ベルトラン・バゲットが日本再入国を報告「NSXに乗るのが待ちきれない!」
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