2020年のスーパーGTは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が大きく遅れたものの、いよいよ7月18〜19日、富士スピードウェイで第1戦を迎えることになる。そんななか、GT300クラスに参戦するPACIFIC NAC D’station Vantage GT3をドライブする予定だったニッキー・ティームが、SNSで渡航制限のため、参戦できない旨を報告した。
今季、PACIFIC RACINGとD’station RacingがコラボレーションしたPACIFIC – D’station Racingは、エースの藤井誠暢とともに、アストンマーティンのワークスドライバーであり、WEC世界耐久選手権でも活躍するニッキー・ティームを起用。岡山、富士での公式テストには参加できなかったが、第1戦富士に向けてそのままエントリーしており、来日に向けさまざまな策を講じていることをうかがわせていた。
しかし7月14日、ティームは自身のTwitter(@NickiThiim)を更新し、残念ながら新型コロナウイルスの影響による水際対策のため、日本に向かうことができないと明かした。
「ああ、レースをする準備はできているのに! 日本への入国制限で、スーパーGT第1戦に参戦できないことが本当に悔しいよ」とティームは綴った。
「できれば第2戦には出場できるようにしたいね」
現役アストンマーティンドライバーであるティームの参戦は期待するファンも多かったが、第1戦は残念ながら他の外国人ドライバー、チーム同様に出場見送りとなりそう。ティームの代役が誰になるのかも非常に気になるところだ。
from スーパーGT:ニッキー・ティームが日本への渡航を断念「レースの準備はできているのに!」
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