新型コロナウイルス感染拡大の影響で、なかなかシーズンを開幕することができないスーパーGT。ファンにとっては外出自粛もあって寂しい時期となっているが、そんななかファンに向けてSUPER GT Official Channelが、この期間毎週末に過去のレースをYoutubeでプレミア公開しており、大きな盛り上がりをみせている。
SUPER GT Official Channelでは、毎戦レースダイジェストなどを動画で掲載してきたが、今オフを使って過去のレースの映像をフルで掲載。ファンにとっては懐かしいレースを振り返る良い機会となっている。
そんななか、新型コロナウイルス感染拡大の影響で序盤戦が延期となっているこの状況下、少しでもファンのために何かできないか……とスタートしたのがこのYoutubeプレミア公開で、大きな盛り上がりをみせている。
これまで週末に多くのプレミア公開が行われてきたが、5月9日からは2010年の様子が放映されている。5月30日(土)は2010年第6戦鈴鹿を、5月31日(日)は2010年のJAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPのGT500/GT300のレース1、レース2をプレミア公開する。
5月30日(土)の2010年第6戦鈴鹿は、この年は700kmの距離で争われたレースだ。脇阪寿一のスーパーGT参戦100戦目、当時ザウバーからF1に参戦していた小林可夢偉が前夜祭に登場するなど話題の多いレースだったが、予選では驚く出来事があった。
このときの予選はノックダウン形式で行われたが、ARTA HSV-010の第3ドライバーに登録されていた小林崇志が、事前申告で登録される“手違い”でS3出走ドライバーとなってしまう。GT500デビュー戦で、直前まで「クルマの中で寝ていた」という小林が見事大役を果たし、S3でトップタイムをマーク。デビュー戦ポールポジションを決めたのだ。2番手には前戦悔しいレースとなったMOTUL AUTECH GT-Rが、3番手にはRAYBRIG HSV-010がつけた。
GT300クラスでも、このレースで“助っ人”の第3ドライバーに起用された密山祥吾が、CINE CITTA’タイサンポルシェを駆り快走。チームに2008年第7戦以来の、密山自身初のポールポジションをもたらす。COROLLA AXIO apr GT、ARTA Garaiyaが続いた。
5月31日(日)にプレミア公開される2010年のJAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPは、20年ぶりに『JAFグランプリ』の名が復活した記念すべきレース。シリーズ名称がスーパーGTとなってからは初のスタンディングスタート、100kmのスプリント、東西対抗戦と多くの新しい試みが行われた。このレースを13時からGT300のレース1、GT500のレース1、GT300のレース2、GT500のレース2と一挙にプレミア公開する。
スーパーGTファンならお見逃しなく!
5月30日(土)プレミア公開
2010 AUTOBACS SUPER GT Round6 SUZUKA Full Race 日本語実況
12:00〜
https://youtu.be/ZB-HgLadbm0
5月31日(日)プレミア公開
2010 JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP一挙放送
2010 JAF GP FUJI SPRINT CUP GT300 Race1
13:00〜 GT300レース1
https://youtu.be/xz7Hi5ewUGM
2010 JAF GP FUJI SPRINT CUP GT500 Race1
15:00〜 GT500レース1
https://youtu.be/SlpA_Rql8L0
2010 JAF GP FUJI SPRINT CUP GT300 Race2
17:00〜 GT300レース2
https://youtu.be/ZZ1CmlxIMoY
2010 JAF GP FUJI SPRINT CUP GT500 Race2
19:00〜 GT500レース2
https://youtu.be/pnlAQWg124k
from 5月30日/31日のSUPER GT Official ChannelのYoutubeプレミア公開は鈴鹿&JAF GP
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