新型コロナウイルス感染拡大の影響で、なかなかシーズンを開幕することができないスーパーGT。ファンにとっては外出自粛もあって寂しい時期となっているが、そんななかファンに向けてSUPER GT Official Channelが、この期間毎週末に過去のレースをYoutubeでプレミア公開しており、大きな盛り上がりをみせている。
SUPER GT Official Channelでは、毎戦レースダイジェストなどを動画で掲載してきたが、今オフを使って過去のレースの映像をフルで掲載。ファンにとっては懐かしいレースを振り返る良い機会となっている。
そんななか、新型コロナウイルス感染拡大の影響で序盤戦が延期となっているこの状況下、少しでもファンのために何かできないか……とスタートしたのがこのYoutubeプレミア公開で、大きな盛り上がりをみせている。
これまで週末に多くのプレミア公開が行われてきたが、5月9日からは2010年の様子が放映されている。5月23日(土)は2010年第5戦スポーツランドSUGOが公開される予定だ(5月24日はTOYOTA GAZOO Racingとスバルの『e-ニュルブルクリンク・レース』が開催されるためプレミア公開はなし)。
今回の2010年第5戦SUGOは、2010年7月24〜25日に行われたレース。第3戦ではMJ KRAFT SC430が圧勝。第4戦セパンでは、激しい戦いをカルソニックIMPUL GT-Rが制した。迎えた第5戦では、土曜午前からMJ KRAFT SC430にトラブルが起きたりと波乱含み。予選では、ブノワ・トレルイエ駆るMOTUL AUTECH GT-Rが圧倒的な速さでポールポジションを獲得した。
ホンダがバージョン2エンジンを投入、空力も改善したHSV-010のうち、RAYBRIG HSV-010が2番手につけ、3番手にはトラブルを修復したMJ KRAFT SC430がつける。70kgのウエイトを積むウイダーHSV-010が4番手につけた。一方、決勝スタート前のフリー走行では立川祐路がドライブしていたZENT CERUMO SC430がGT300車両と絡み大クラッシュ。グリッドに着くことが危ぶまれた。
GT300クラスでは、このシーズン不運続きだったアップル・K-One・紫電がポールポジションを獲得。エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラが2番手、ARTA Garaiyaが3番手に続いた。序盤戦活躍したチームは、この頃からウエイトハンデに苦しみはじめることになる。
このレースは、これまでのスーパーGTの歴史でも語り継がれる一戦だ。今回はさらに、当時金石年弘/塚越広大組KEIHIN HSV-010で参戦していたKEIHIN REAL RACINGが、このSUPER GT Official Channelのプレミア公開を“リアルレーシング的に”観賞するライブ配信を行う。「どんなゲストが出演するかは、始まってからのお楽しみ!」とのことだ。スーパーGTファンならどちらの放送もお見逃しなく!
2010 AUTOBACS SUPER GT Round5 SUGO Full Race 日本語実況
https://youtu.be/1_yYsabVe7I
5月23日(土)19:00〜
【REALRACING】リアチャン !ライブ配信!
https://youtu.be/RSO1_ENZBWo
from 5月23日のSUPER GT Official ChannelのYoutubeプレミア公開は“伝説の一戦”2010年第5戦
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