名勝負から立川祐路の強さの秘密を知る。J SPORTSで『SUPER GTアナライズ』第2回放映

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、他のスポーツ界同様モータースポーツ界も深刻な影響を受けているが、なかなかスーパーGTを楽しむことができずにいるファンのために、スポーツ専門テレビ局のJ SPORTSがスタートさせた新たな切り口の新番組『SUPER GTアナライズ 〜土屋武士による戦術解析〜』の第2回目が、5月5日(火)15時30分からJ SPORTS 4で放送される。

 この番組は、HOPPY Team TSUCHIYAの監督兼エンジニアであり、レーシングドライバーであり、解説者でもある土屋が、J SPORTSのプロデューサーとの“部屋飲み”の会話のなかで生まれた番組だ。番組では、土屋自身がMCを務め、過去の特定のレースにスポットをあて、そのレースに出場したドライバーたちと“分析”をしていく。

 すでに第1回目の放送は、2019年第4戦タイを舞台に山下健太と星野一樹をゲストに招き放送され、出演者も驚くような土屋ならではの分析で好評を博したが、その第2回目の放送が、5月5日(火)15時30分にJ SPORTS 4でスタートする。

 今回分析するレースは、2005年第6戦富士。『名勝負はこう生まれる/立川祐路の戦術眼』というサブタイトルがつけられていることからも分かるとおり、このレースはZENT セルモ スープラを駆る立川祐路と、EPSON NSXを駆る松田次生のふたりによって、スーパーGT史に残る名勝負が展開されたレースだ。

 番組では今回も土屋がMCを務め、立川とともにレースを観ながら振り返っていく。「15年も前のレースで覚えていない」と立川は言うが、レースが進むにつれて当時のことを思い出していく。番組では、富士でなぜ立川祐路は強いのか、そしてこの勝負でも見られた、立川の「勝ちきる強さ」を土屋が分析していく。

 今回は土屋自身もOPEN INTERFACE TOM’S SUPRAで出場していたレースで、実は土屋にとっては「思い出したくないレース」でもあった。レースで何が起きていたのかも必見で、さらに立川のレースの“美学”を知ることもできるファン必見の番組になりそうだ。また当時の懐かしいラインアップやマシンも見どころのひとつ。

 放送予定は下記のとおり。奇しくも(?)オートスポーツwebでもこのレースを振り返ったばかり。記事をご覧いただき、さらに番組を観ればより深くレースを振り返れるはずだ。

SUPER GTアナライズ ~土屋武士による戦術解析~
2005年 第6戦 富士スピードウェイ

5月05日(火) 15:30〜18:00 J SPORTS 4
5月07日(木) 10:00〜12:30 J SPORTS 1
5月08日(金) 06:30〜09:00 J SPORTS 4
5月08日(金) 14:30〜17:00 J SPORTS 4
5月09日(土) 07:50〜10:20 J SPORTS 1
5月10日(日) 07:50〜10:25 J SPORTS 1
https://www.jsports.co.jp/motor/supergt/

『SUPER GTアナライズ』第2回めの収録風景
『SUPER GTアナライズ』第2回めの収録風景
2005年のスーパーGT第6戦富士、EPSON NSXを操る松田次生とZENT セルモ スープラの立川祐路は、19周に渡ってトップ争いを繰り広げた
2005年のスーパーGT第6戦富士、EPSON NSXを操る松田次生とZENT セルモ スープラの立川祐路は、19周に渡ってトップ争いを繰り広げた


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