スーパーGT GT300クラスに参戦するTEAM MACHは3月31日、2020年の参戦体制を発表した。今季も光る速さをみせる坂口夏月と平木湧也のコンビを継続し、彼らのポテンシャルを引き出す環境をつくりながら、2019年に獲得した2位表彰台から、さらなる高みを目指す。
スーパーGTの前身であるJGTC全日本GT選手権に、アニメ『マッハGO GO GO』とコラボレーションしたモスラーMT900Rが初めて登場したのが2002年。その後TEAM MACHはヴィーマックやフェラーリ、GT-R等のマシンを走らせながら、2015年からはマザーシャシーの86 MCを投入してきた。
坂口と平木がドライブした2019年は、チームにとって着実にステップアップを遂げるシーズンとなった。この年の白眉となったのが第3戦鈴鹿で、予選3番手から平木がタイヤを守る戦いを展開。タイヤ無交換作戦を成功させ、後半の坂口が勝負どころを見極め2位表彰台を獲得。鈴鹿サーキットレーシングスクール育ちのふたりが嬉しい初表彰台を獲得してみせた。
2020年に向けチームは、坂口と平木のコンビを継続。坂口はチーム4年目、平木も加入から3年目となるが、チームは「実戦を重ねる中で培ってきた彼らのポテンシャルを際限なく引き出せるよう、チームとしての環境作りにも尽力いたします」という。
また、2014年からスタートしたGTNETとのコラボレーションを継続。チームの玉中哲二監督がレーシングドライバーとして積み重ねてきた長年の経験値からのフィードバックを活かし、チームの主軸でもある若手ドライバーの育成、GTNETの協力の下、メカニックの養成やキャリアアップにつながるバックアップを引き続き行うという。
さらにTEAM MACHを彩るレースクイーンも5名が発表された。チームマッハ マッハ車検GALを越ゆりかさん、小林唯叶さんが、チームマッハ GTNET GIRLSを桐本瑶子さんが、チームマッハ MZES クィーンを南真琴さん、松本あづささんが務める。
TEAM MACH 2020年スーパーGT参戦体制
エントラント:TEAM MACH
ゼッケン:No.5
マシン名:マッハ車検 GTNET MC86 マッハ号
監督:チームマッハ・玉中哲二
監督代理:尾本直史
Aドライバー:坂口夏月
Bドライバー:平木湧也
from スーパーGT:TEAM MACHが2020年体制を発表。坂口&平木の若手コンビ継続で頂点目指す
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