スーパーGTの2020年第1回目の公式テストとなる岡山公式テストは3月15日、13時45分から2日目午後のセッション4が行われた。毎年行われているスタート練習に続き行われた2時間15分の走行では、ロングランが主体となり、ZENT GR Supraが1分38秒193でトップタイムに。2番手にMOTUL AUTECH GT-Rが続いた。GT300クラスはSUBARU BRZ R&D SPORTがトップタイムだった。
2日間に渡る公式テストも、13時30分から行われたウォームアップとスタート練習、それに続くセッション4が最後の走行となった。1日目午後の各クラスのタイムで決められたグリッドから、岡山県警の白バイの先導に続きスタートが切られ、そのままセッション4がスタート。途中、3回目のフルコースイエローのテストも行われた。
各陣営とも、ロングランやタイヤテスト、さらにGT300クラス初参戦のドライバーはルーキーテストをこなすなど、ベストタイムは中盤以降なかなか更新されないセッションとなったが、これまで多かった赤旗中断は一度もなく、16時にチェッカーを迎えた。
最後のセッション4で1分18秒193というトップタイムをマークしたのは、石浦宏明がメニューをこなしたZENT GR Supra。2番手にはMOTUL AUTECH GT-Rが続いた。3番手にはau TOM’S GR Supra、4番手にはRAYBRIG NSX-GTが、5番手にはWAKO’S 4CR GR Supraがつけた。
GT300クラスは、SUBARU BRZ R&D SPORTがベストタイム。31号車TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GTが2番手、岡山で速さをみせるシンティアム・アップル・ロータスが3番手という結果となった。Hitotsuyama Audi R8 LMS、RUNUP RIVAUX GT-Rというトップ5となっている。
2日間に渡って行われたテストだが、全体的には気温がかなり低く、各陣営でかなりタイヤのウォームアップに苦戦した様子だ。また1日目は走り出しが2セッションともウエットになるなど、新加入のドライバーのテストは行えたとはいえ、より気温が上がる開幕戦に対しては難しいコンディションでのテストとなった。
from スーパーGT岡山公式テスト:2日目午後は赤旗なく終了。ZENT GR Supraがトップタイム
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