スーパーGT GT500クラスや全日本スーパーフォーミュラ選手権をはじめ、長年日本で活躍してきたジェームス・ロシターが、自身のSNS(@Rossiterracing)で兄のサム・ロシターがドミニカで交通事故に遭い、重傷を負ったことを明かした。兄のサムは母国イギリスで治療を受けるために高額の資金が必要で、ロシターは支援を募っている。
ホンダF1やスーパーアグリのテストドライバーを務めた後、2013年から日本を主戦場に戦ってきたロシター。2020年に向けてその活動はアナウンスされていないが、ひさびさに2月5日、自身のTwitterを更新した。
その内容は、ロシターの兄サムがドミニカで交通事故に遭ったというものだった。サムはバイクに乗っていたが、コントロールを失ったピックアップトラックに激突されてしまったという。トラックはその後レストランに衝突した。
サムとともにバイクに乗っていた友人は出血により死亡、サムも肩の脱臼、左前腕裂傷、肺の破裂、左右下肢の大きな裂傷、左足骨折など重傷を負ってしまった。サムは一命を取り留めたものの、ドミニカで医療費をカバーできる保険がなく、イギリスに戻り治療を受けたいとしている。
ただ、移送用の医療用航空機や医療費の支払いのために現状で9万ユーロ以上(約1000万円)が必要だという。ロシターは、ファンディングサイトの『gofundme』を使って、10万ユーロを目標に支援を呼びかけている。
2月6日日本時間18時の時点で、国内外のレーシングドライバーの仲間たちらが寄付を行っているが、まだ2万ユーロほどと目標には遠い。パドックではその陽気な笑顔で、そしてコースでは熱い走りで魅了してくれたロシターだけに、日本からも下記サイトから支援をお願いできれば幸いだ。
gofundme
Sam Rossiter life threatening Medical bills
https://www.gofundme.com/f/sam-rossiter-life-threatening-medical-bills
from ジェームス・ロシターの兄が交通事故で重傷。ファンディングサイトで支援を募る
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