1月23日、マレーシアのセパンサーキットで、毎年恒例となっているミシュラン主催のスーパーGTウインターテストがスタートした。今年は11台のGT500車両が参加しており、初日からシェイクダウンのマシンを含め、各車が精力的にテストを重ねている。各メーカー複数台のクラス1規定のマシンが参加してのテストは今回が初となる。
毎年この時季恒例となっているミシュラン主催のスーパーGTウインターテスト。2019年から2020年に向けては、2019年12月に4台のマシンが参加しテストが行われ、2020年に入ってからは1月23日から、休息日1日を含む5日間の日程で行われる。
1月23日にスタートした2020年のウインターテストは、新規定となるGT500マシンが11台参加した。この日はまず10時から1時間のセッションが設けられたが、これは今回のテストがシェイクダウンとなる車両のための走行枠となった。
午前中からグングンと気温が上がるなか10時から始まったシェイクダウンテストでは、武藤英紀がステアリングを握ったTEAM MUGENの16号車ホンダNSX-GTからコースイン。レーシングプロジェクトバンドウの19号車トヨタGRスープラ、伊沢拓也が乗り込んだModulo NAKAJIMA RACINGの64号車ホンダNSX-GT、さらにKONDO RACINGの24号車ニッサンGT-RニスモGT500、トムスの36号車GRスープラ、KEIHIN REAL RACINGの17号車NSX-GT、そしてTEAM IMPULの12号車GT-Rがコースインしていった。
この1時間のセッションでは、ホンダの2台に初期トラブルが起きたものの、大きなものではなく修復。セッション終了間際にTEAM IMPULの12号車がストップしたが、その他には大きなトラブルなく各車がシェイクダウンを終えた。
13時30分からスタートした1回目のセッションは、この6台に加え、トヨタ開発車の90号車GRスープラ、ホンダ開発車の99号車NSX-GT、ニッサン開発車の230号車GT-R、すでに12月のテストでも走っていたニスモの23号車GT-Rが加わり、11台での走行がスタートした。
気温30度を超えるうだるような暑さのなかで行われたテストでは、今季ルーキーとして参戦するドライバーたちもステアリングを握り周回を重ねている。テスト初日はこの後、現地時間19時からナイトセッションでのテストが22時まで行われる。
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