日本レース写真家協会報道写真展『COMPETITION』が開幕。受賞者たちも出席

 日本レース写真家協会(JRPA)が例年開催している報道写真展『COMPETITION』が1月15日、東京都港区六本木のAXISギャラリーで開幕した。今年も会員たちが世界中で撮影した写真が会場に展示され、初日には会場に関係者が詰めかけ、オープニングパーティが行われた。

 日本レース写真家協会(Japan Racing Photographers Association)は1971年に創立されたプロフェッショナル・モータースポーツ・フォトグラファーの団体。現在61名の会員と15名の特別会員が在籍し、新聞・雑誌等での報道目的を主体に、国内外で行われるモータースポーツの感動や興奮を伝えるべく、幅広く撮影を続けている。また、写真教室や撮影会などの協力など、アマチュアフォトグラファー向けの活動など、モータースポーツ振興の為の活動にも力を注いでいる。

 そんなJRPAの会員たちが、2019年に世界各地のサーキットやラリー等で撮影してきた写真のなかから、選りすぐった渾身の一枚を組み合わせて展示するのが、日本レース写真家協会報道写真展『COMPETITION』。今年もさまざまなシーンで勝利の瞬間、ハイスピードで戦うマシンの一瞬の表情、光と影を写し出した写真たちが展示されている。

 写真展初日となる1月15日は、19時30分からオープニングパーティが行われ、モータースポーツ関係者やカメラメーカー関係者等が訪れた。この日はJRPA小林稔会長のあいさつなどに続き、2016年から開催している『2019 JRPAモータースポーツ写真コンテスト』のグランプリを獲得した二輪部門グランプリの玉井敬二さんに賞状と、賞品としてニコンD5600 18-55 VR レンズキット、四輪部門グランプリの川上晋弘さんに賞状と、キヤノンEOS kiss M ダブルズームキットが贈呈された。

 またそれに続いて、2019年にJRPAが最も“フォトジェニック”であったとする個人・団体に贈呈される『JRPA AWARD』の表彰が行われ、大賞となった LEXUS TEAM LeMans WAKO’S、そして特別賞となった『サイドスタンドプロジェクト』からは、青木宣篤、拓磨、治親の“青木三兄弟”がそろって出席。拓磨からは2020年のル・マン24時間挑戦も明言され、サイドスタンドプロジェクトを今後も進めていくと三人から語られた。

 2020日本レース写真家協会報道写真展『COMPETITION』は1月26日(日)まで。

2020日本レース写真家協会報道写真展『COMPETITION』
開催概要
【東京会場】
AXISギャラリー 東京都港区六本木5-17-1 アクシスビル4F
開催日 :2020年 1月15日(水)〜 1月26日(日)
開館時間:11時〜20時
※開催初日(15日)は18時までの開催

【名古屋会場】
アーツギャラリー名古屋
愛知県名古屋市中区栄4-16-23 名古屋ビジュアルアーツ1号館1F
開催日 :2020年 3月11日(水)〜 3月22日(日)
開館時間:平日10時〜18時 日・祝日10時~16時
※13日(金)、14日(土)、21日(土)は休館

JRPAアワードの受賞者たち。青木三兄弟が勢揃いした。
JRPAアワードの受賞者たち。青木三兄弟が勢揃いした。
『2019 JRPAモータースポーツ写真コンテスト』二輪部門グランプリの玉井敬二さん
『2019 JRPAモータースポーツ写真コンテスト』二輪部門グランプリの玉井敬二さん
『2019 JRPAモータースポーツ写真コンテスト』四輪部門グランプリの川上晋弘さん
『2019 JRPAモータースポーツ写真コンテスト』四輪部門グランプリの川上晋弘さん
会場にはMotoGPを戦ったホンダRC213Vも展示される。
会場にはMotoGPを戦ったホンダRC213Vも展示される。


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