11月19日、アウディは11月23〜24日に静岡県小山町の富士スピードウェイで開催される『AUTOBACS 45th Anniversary presents SUPER GT x DTM 特別交流戦』に参戦する4台のアウディRS5 DTMのカラーリングを発表した。二度のDTMチャンピオンであるレネ・ラスト車はこのレースのためのスペシャルカラーリングに彩られる。
長年規則統合に向けて交渉を進めてきたスーパーGT GT500クラスのマシンと、DTMドイツ・ツーリングカー選手権のマシンが富士スピードウェイを舞台に競い合う“ドリームレース”に向け、DTMからは4台のアウディ、そして3台のBMW M4 DTMが参戦するが、そのうちアウディの4台のマシンカラーリングが発表された。
まず、2017年/2019年のDTMチャンピオンであるレネ・ラスト駆るアウディスポーツ・チーム・ロズベルグのマシンは、このレースだけのスペシャルカラーリングとなった。もともとホワイトにレッドが入ったカラーリングだったラスト車だが、ホワイトに大きく日の丸が描かれるカラーとなった。さらにここにアウディジャパンのロゴ、そして鈴鹿10時間やマカオでのFIA GTワールドカップでも採用された、ハイパフォーマンスブランドである『RS』ブランドの25周年を祝うロゴが入る。
スーパーGT GT300クラスで活躍するAudi Team Hitotsuyamaとのコラボレーションで参戦するWRTの21号車は、日本でもおなじみのブノワ・トレルイエがドライブするが、ふだんのDTMのシリーズ戦ではマットグレーだったベースカラーが一変。爽やかなホワイト地に、グレーとイエローのラインが入る。また、アウディジャパンのロゴも大きく入れられている。
一方、こちらも日本でおなじみのロイック・デュバルが駆るアウディスポーツ・チーム・フェニックスの28号車は、通常のDTMと同じレッドをベースカラーとするが、BMCエアフィルターがメインスポンサーに。2013年チャンピオンのマイク・ロッケンフェラーが駆るアウディスポーツ・チーム・アプト・スポーツラインの99号車は、シリーズ戦同様のアクラポビッチカラーとなった。
また、今回公開された画像からは、このレースのみのステッカーを見ることもできる。フロントフェンダーには冠スポンサーのオートバックスの45周年記念ロゴが入るほか、サイドのゼッケンスペースは、通常のDTMでは『DEKRA/DTM』というロゴだが、今回は上段にオートバックスのロゴが、下段にデクラのロゴが入る。また、通常はボッシュのロゴが入るフロントウインドウ上部には、BHオークションのロゴが入った。
「各チームごとに、1台ずつが日本でレースができることを嬉しく思っている」というのは、アウディスポーツのDTM責任者のディーター・ガス。
「スーパーGTのマシンとは技術的な違いはあるが、それでも私はバランスがとれた競争を期待している。このレースを実現するために何年もの間努力してきたから、今回初めて一緒にレースができることが待ちきれないよ」
「富士は非常に長いストレートと、魅力的な複合的なターンのセクションを備えた特別なコースだ。適したセットアップを見つけることは困難だろうね。ストレートでは、日本車勢の明確なアドバンテージを予想しているよ」
レースは11月23日、24日にそれぞれ予選、決勝が行われる。
from アウディ、スーパーGT×DTM特別交流戦に参戦する4台のRS5 DTMのカラーリングをお披露目
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