11月11日から、富士スピードウェイを舞台にスーパーGT GT500クラスの2020年モデルのテストがスタートしている。これまで鈴鹿、オートポリス、もてぎとテストを繰り返してきた3台のマシンが、富士スピードウェイでのテストをこなしている。
2020年からスーパーGT GT500クラスは、DTMドイツ・ツーリングカー選手権との共通規定『クラス1』にスーパーGT独自の規定を加えたクラス1+αのレギュレーションで争われるが、それに対応したトヨタGRスープラ、ニッサンGT-RニスモGT500、そして駆動方式を変更しクラス1+αレギュレーションに準拠したホンダNSX-GTの3台が投入される。
3台は9月に鈴鹿サーキットでお披露目され、そのままGRスープラとニッサンGT-Rは鈴鹿でシェイクダウン。10月にはオートポリスでホンダNSX-GTもシェイクダウンされ3台がそろってのテストが実現したが、その後スーパーGT第8戦もてぎでファンに向けお披露目された後、決勝日にデモラン、さらにレース翌日からもテストを行っている。
国内で4カ所目となる今回の富士スピードウェイでのテストは、11月11日からスタートしている。初日は雨も降るシーンもあったが、テスト2日目の11月12日は、午前、午後とも晴天。3台はときおり長くピットインするシーンもあったが、それぞれメニューをこなしていった。なお、この時季らしくGRスープラとGT-Rはコクピット内にテープが貼られ、西日対策がされている。
なお、この2日間をドライブしたのは、トヨタGRスープラは立川祐路/石浦宏明/平川亮というメンバー。ニッサンGT-Rはロニー・クインタレッリ/松田次生/平手晃平。ホンダNSX-GTは山本尚貴/野尻智紀/塚越広大という3人がそれぞれ交代でドライブしている。
2日目にはGRスープラが1分28秒台をマークしたほか、GT-R、NSX-GTとも1分29秒台をマークするなど、日本国内では年内最後のテストで精力的に周回を重ねている。この2020年モデルだが、11月11〜12日とは違うタイヤメーカーで11月13日にもテストが行われる。
from スーパーGT:富士スピードウェイで2020年のGT500マシン3台がテストを行う
コメント
コメントを投稿