11月17日、静岡県小山町のオートパラダイス御殿場(APG)で、スーパーGT GT500クラスでCRAFTSPORTS MOTUL GT-Rをドライブする平手晃平主催のイベント『Festival di 2&4』が行われ、二輪のトップライダー、四輪のトップドライバーが集結。多くの参加者とともに、晴天のもと盛り上がりをみせた。
この『Festival di 2&4』は、スーパーGTで活躍する平手がモータースポーツのすそ野を広げるべく開催しているイベントのなかでも最も大きいもの。2017年には、オートパラダイス御殿場で『平チェカカップ』を開催し、2018年からは新たに二輪ファンも楽しめるべく『Festival di 2&4』というイベント名となり、今年は2回目となった。
パドックには勝鬨家のキッチンカーやGO&FUN、アディダス・モータースポーツのテントが立ち並び、電動バギーの体験コーナーが用意されるなど賑やかな雰囲気のなか、まずは開会式からレンタルカートのビレルN35を使った練習走行、8周ずつのスプリントレースが行われた。
そして11時からスタートしたのは、カートのドリームレース。平手をはじめ立川祐路、高星明誠、中山友貴、名取鉄平という国内外で活躍する豪華ドライバーに加え、同日富士スピードウェイで開催されていたインタープロトシリーズのレースウイークの間を縫って、ロニー・クインタレッリが参加。メーカーを問わず本格的なレーシングカートを使ってのバトルが展開された。
“さが吉”の先導のもと、ポールポジションからスタートしたのは立川だったが、事前に「カートに乗るとは思っていたけど、こんなガチのカートとは思っていなくて。念のためリブプロテクター持ってきて良かった」と事前に練習していなかったこともあってか後退。「これ以上走ると来週のスーパーGT×DTM特別交流戦に支障をきたすと判断(笑)」し、残り5周を残してピットに戻る。
そんななか、このAPGでふだんから走り込むクインタレッリがリードを広げ優勝。「午後のインタープロトに向けて気持ち良く勝てました」と笑顔で富士スピードウェイに戻った。2位争いは名取とのバトルを制した平手となった。
これに続いて行われたのは、74daijiroを使った二輪トップライダーたちによるレース。濱原颯道、星野知也、渡辺一樹、田中敬秀、関口太郎といったトップライダーたちは「ヒザ曲がるかな」と言いながらも74daijiroを起用にライディング。レーシングスーツからライディングスーツに着替えると平手も参加した。ただ、さすがトップライダーたちに平手はなかなかついていくことができず、その凄さをみせることになった。
お昼休憩を挟み、モタードやトライアルのデモラン、ホンダCBR1000RRの同乗走行など、ファンにうれしいイベントが行われた後は、14時からは100分のカート耐久レースを実施。GTドライバーに加え、篠原拓朗や山田真之亮など、若手ドライバーたちとともに走る経験に、参加者たちも満足した様子。最後はトークショーや表彰式も行われ、盛りだくさんの一日となった。
from 豪華ライダー&ドライバーが集結! 平手晃平主催の『Festival di 2&4』は今年も盛況に終わる
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