11月23日(土)~24日(日)に富士スピードウェイで開催されたスーパーGT×DTM特別交流戦とGT300クラスだけのスプリントレース『autosport Web Cup』。autosport webでは今回の開催を記念して限定チケットを発売。このチケットは、グランドスタンド指定エリア(オートスポーツWEB応援席)への入場と、2日間の前売り観戦券に加え、GTドライバーの立川&牧野の生解説付きサーキットサファリの特典付きで、当日は100名近くのみなさんが参加してくれた。
11月24日(日)には、バス2台にわかれてサーキットサファリを開催。1台目にはModulo Epson NSX-GTの牧野任祐、2台目にはLEXUS TEAM ZENT CERUMOのドライバー兼チーム総監督の立川祐路が同乗し、ファンのみなさんと約20分間のサーキットサファリを楽しんだ。
23日(土)のレース1でパンクによるリタイアという悔しい結果で落ち込み気味の牧野は、「今シーズンは、いろいろと大変なことが多くて、実は今回の交流戦をすごく楽しみにしていて、気合いも入っていました」という。
「練習中は調子がよくて、速かった(笑)。それなのに、決勝でパンクするなんて……。パンクしたクルマは、実は扱うのがすごく大変で、ピットに戻る時に壁にぶつかりそうになって、ひとりでメチャクチャ焦っていました(笑)」
サファリ後には質問タイムも設けられ、身につけている時計の価格や、組みたいドライバーは誰か、苦手なサーキットはどこかなどの問いが飛ぶなか、「乗りたいマシンは?」の質問に、「もちろん、F1です」と牧野。
「F1日本グランプリで(山本)尚貴さんが走っていた姿を間近に見て、刺激になりました。最終的な目標はF1です!」との答えに、ファンからは「頑張れ!」と声援と拍手で湧き上がった。
また、「ホッケンハイムでは悔しい思いしかなかったけれど、昨日のレース1ではニック(・キャシディ)が勝ったし、日本勢の力を発揮できたのはよかったと思います。今後も交流戦のような機会がもっと増えていけば良いと思っているので、みなさん、SNSで拡散してください」とドライバーとしても交流戦の継続開催を望んでいることを明かした。
このサーキットサファリはレース2予選直後に行われたこともあり、立川は「予選が気になって仕方ない(笑)」と、本音を交えて挨拶して、ファンの笑いを誘いながら、スーパーGTとDTM交流戦での最大の違いであるタイヤについて解説。
前日、自身が参戦したレース1についても「公式練習でトラブルがあり満足に走行できなかったため、苦しい戦いになってしまった」と報告していた。
同日午後のレース2スタート前には、立川と牧野がグランドスタンドのautosport web応援席に立ち寄り、レースの見どころについて語り、ファンとの交流を深めた。
夫婦、親子、レース観戦仲間など、多くのみなさんが参加してくれた今回のイベント。だれもが「スーパーGTの選手と回れるサーキットサファリを楽しみにしてきました。すごくうれしいです」と笑顔で感想を語ってくれた。
from autosport web応援席で立川&牧野がファンと交流。レース1裏話も/スーパーGT×DTM特別交流戦
コメント
コメントを投稿