DTM第9戦ホッケンハイム:3台のGT500マシンがプラクティス2回目をこなす。1分31秒台を記録

 10月3日、現地時間14時からドイツのホッケンハイムで、10月4〜6日に開催されるDTMドイツ・ツーリングカー選手権第9戦に向けたプラクティス2回目が行われた。ジェンソン・バトンがドライブしたTEAM KUNIMITSUの1号車ホンダNSX-GTが手元計測で1分31秒2をマークしており、他2車も1分31秒台〜32秒台につけている。

 長年技術規定統一に向けた交渉を続けてきたスーパーGT GT500クラスとDTMドイツ・ツーリングカー選手権の交流の一環として、TEAM KUNIMITSUの1号車ホンダNSX-GT、NISMOの35号車ニッサンGT-RニスモGT500、LEXUS TEAM KeePer TOM’Sの37号車レクサスLC500という3台がゲスト参戦するDTM第9戦ホッケンハイム。時おり雨もぱらつく曇り空のなか、そのプラクティス2回目が14時にスタートした。

 午後は1号車NSX-GTは、引き続きバトンがドライブ。一方、NISMOの35号車GT-Rは午前の松田次生に代わり、ロニー・クインタレッリがドライブ。またLEXUS TEAM KeePer TOM’Sの37号車LC500は午前のニック・キャシディに代わり平川亮がステアリングを握った。

 プラクティス1回目に続き、DTM関係者の高い注目を浴びるなかコースインした3台のGT500マシンは、まずはクインタレッリが連続周回を開始。平川のLC500、バトンのNSX-GTともにスタート練習を行い周回を開始し、途中クインタレッリのGT-Rは18周近く連続周回。平川は細かなスティントを刻みながら周回する一方、バトンは4〜6周程度の周回をこなした後、9周ほどをこなしている。

 3台のマシンは、1時間のセッションをこなしチェッカーを受けるとピットイン。車重計測の後、DTM参戦全車とともにホームストレート上で記念撮影に臨んだ。今回はDTM車両が左右に分かれ、スーパーGT車両を歓迎するかのような位置取りで撮影されている。

 いよいよ10月4日からは、DTMドイツ・ツーリングカー選手権の参戦車両とともにプラクティスに参加する3台のGT500車両。どんな調整が加えられるのかも含め、非常に楽しみなところだ。

ホッケンハイムのピットレーンを出る3台のGT500マシン
ホッケンハイムのピットレーンを出る3台のGT500マシン
TEAM KUNIMITSUの1号車ホンダNSX-GT
TEAM KUNIMITSUの1号車ホンダNSX-GT
NISMOの35号車ニッサンGT-RニスモGT500
NISMOの35号車ニッサンGT-RニスモGT500
LEXUS TEAM KeePer TOM'Sの37号車レクサスLC500
LEXUS TEAM KeePer TOM’Sの37号車レクサスLC500
ホッケンハイムを走るバトンの1号車NSX-GT
ホッケンハイムを走るバトンの1号車NSX-GT
NISMOの35号車ニッサンGT-RニスモGT500
ピット練習を行うLEXUS TEAM KeePer TOM'Sの37号車LC500
ピット練習を行うLEXUS TEAM KeePer TOM’Sの37号車LC500
プラクティス後重量検査を待つ2台のGT500マシン
プラクティス後重量検査を待つ2台のGT500マシン
プラクティス2回目を見つめるニック・キャシディと東條力エンジニア
プラクティス2回目を見つめるニック・キャシディと東條力エンジニア
プラクティス2後話し込むバトンと平川、キャシディ
プラクティス2後話し込むバトンと平川、キャシディ
プラクティス2終了後、ヨーロッパメディアの取材を受けるロニー・クインタレッリ。SGTスーツのタイヤメーカーのロゴは隠される。
プラクティス2終了後、ヨーロッパメディアの取材を受けるロニー・クインタレッリ。SGTスーツのタイヤメーカーのロゴは隠される。


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