11月のスーパーGT×DTM特別交流戦のDTM参戦台数は7台に。22台のレースが決定

 11月23〜24日に富士スピードウェイで開催されるスーパーGT GT500マシンとDTMドイツ・ツーリングカー選手権のマシンによる『スーパーGT×DTM特別交流戦』について、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションの坂東正明代表は、DTMから参戦するマシンの台数が合計7台になったと明らかにした。

 長年車両規定統一に向けて交渉を続けてきたスーパーGT GT500クラスとDTMドイツ・ツーリングカー選手権。その交流のなかでの記念すべきイベントとして、10月4〜6日にはホッケンハイムで行われるDTM第9戦にスーパーGTの3メーカーのマシンが1台ずつ参戦するほか、11月23〜24日に富士スピードウェイで開催される予定の『スーパーGT×DTM特別交流戦』には、DTMマシンが来日しGT500マシンと戦うことになっている。

 この富士での『スーパーGT×DTM特別交流戦』に参戦するDTM車両については、すでにアストンマーティン・バンテージDTMを走らせるRモータースポーツ代表のフロリアン・カーメルガーがDTM第8戦ニュルブルクリンクで富士に参戦しない意向を示していたが、9月22日に行われたスーパーGT第7戦でのGTA定例記者会見の場で、GTA坂東正明代表が、DTMからの参戦台数を明らかにした。

 坂東代表によれば富士でレースを戦うのは、今季チャンピオンを獲得したアウディRS5 DTMが4台。一方、タイトル争いを演じたBMW M4 DTMは3台が予定されているという。ドイツからやってくるマシンは、合計7台ということだ。

 すでにドイツに送られている3台のGT500マシンは、DTMに合わせたロゴが貼られているが、富士で戦うDTMマシンは、DTMの指定ロゴから『スーパーGT×DTM特別交流戦』に合わせたものに変化するようで、15台のGT500マシンも、通常とはわずかに異なるものになるようだ。なお、参戦するドライバーについては今後発表される予定だが、坂東代表は「(ロイック)デュバルなど、日本でレースをしていたドライバーは来たがると思う」と語っている。

 3メーカー15台のGT500マシン、2メーカー7台のDTMマシンと、合計5メーカー22台のクラス1マシンが富士スピードウェイに集結する『スーパーGT×DTM特別交流戦』。10月のホッケンハイムとともに、歴史的なレースになるのは間違いないだろう。



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