スーパーGT:参戦10年目を迎えたR’Qs MOTOR SPORTS、クラウドファンディングで支援者を募集中

 スーパーGT GT300クラスに参戦しているR’Qs MOTOR SPORTSは現在、クラウドファンディングを通じて、不足する2019年シーズンのチーム運営費を支援するサポーターを募集している。

 2019年シーズンも“不屈の精神”でGT300クラスに参戦するR’Qs MOTOR SPORTSは今季、参戦10周年を迎えたいぶし銀チームだ。

 メモリアルイヤーを迎えている今季もチームは2018年シーズンと同様に、メルセデスAMG GT3で国内最高峰GTシリーズに参戦。ゼッケン22を掲げるアールキューズAMG GT3をドライブするのはともに57歳、ベテランの和田久と城内政樹でチーム結成以来、不動のコンビだ。

 そんなR’Qs MOTOR SPORTSは昨年、チームランキング29位/29チーム中という苦渋を味わった。その要因は資金不足。同チームは大口スポンサーを持たず、出場するだけで年間1億円が必要とされるスーパーGTのなかで、和田と城内が私財を投げ売って参戦を続けている。

 そうした状況のなかでは消耗品や一部のパーツの交換に手が回らず、新車時のコンディションを維持することが不可能に。また、タイヤのセット数も制限せざるを得ず、メルセデスAMG GT3が持つ本来のパフォーマンスを発揮できずにいた。

 このようなことから、チームは毎レース不足している運営費用の一部をクラウドファンディングを通じて支援を募ることを決定。目標額を200万円とし支援金をタイヤ代やブレーキ、サスペンション、ドライブシャフトといった交換が必要なパーツ代、緊急性のある部品の購入費用などに充てるという。

 8月23日(金)まで行われている同企画への出資金額はリターン項目ごとに幅広く設定されており、最少1万円から購入可能。30万円のコースでは支援者の名前が入った特大ステッカーが、ピットパネルとアールキューズAMG GT3に貼られるほかレース観戦グリッドパス、オリジナルポロシャツといった返礼品に加えてチーム主催のカート大会への招待などのリターンが用意されている。

 この他、手続方法や各コースの内容など、詳しくはR’Qs MOTOR SPORTSクラウドファンディング企画掲載ページ(https://readyfor.jp/projects/rqs22)まで。



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