3月30日、富士スピードウェイでスーパーGTの公式テストの午後のセッション2が行われ、GT500クラスはカルソニックIMPUL GT-Rが1分28秒254というトップタイムをマーク。2番手にはMOTUL AUTECH GT-Rが続き、午後はニッサンGT-R勢がワン・ツーを占めた。3番手にはModulo Epson NSX-GTがつけている。GT300クラスはGAINER TANAX triple a GT-Rがトップタイムをマークした。
13時30分からスタートした午後のセッション2は、午前に引き続き曇天のもとスタートした。コースオープン直後、植毛GO&FUN GT-Rのスピンがあったり、セッション途中にはマッハ車検 MC86がコースオフするシーンも。時折雲が多くなる時間はあったが、雨が降り出すことはなく、ドライのままセッションが続いた。また、カルソニックIMPUL GT-Rはセッション中、長い時間ピットに留まっていた。
そんななか、各陣営はメニューを進めていくが、このセッションも終盤までは赤旗が出ないまま進行。ただ、GT300クラスの専有走行が予定されていた15時20分の直前、マーチー・リーがドライブしていたエヴァRT初号機 X Works GT-Rの左フロントタイヤがダンロップコーナーで外れてしまうトラブルが起きストップ。この日初めての赤旗となった。
午後の走行は15時28分に再開されるが、その時点でGT300の専有走行としてスタート。このなかで、谷口信輝がドライブするグッドスマイル 初音ミク AMGが1分36秒910をマーク。専有走行までトップタイムだったK-tunes RC F GT3のタイムを上回っていく。
さらに、サッシャ・フェネストラズが駆るリアライズ 日産自動車大学校 GT-Rが1分37秒147をマークし順位を上げていく一方、石川京侍が駆るGAINER TANAX triple a GT-Rが1分36秒899にタイムアップ。そのまま午後の首位でセッションを終えた。2番手にはグッドスマイル 初音ミク AMGが、3番手にはK-tunes RC F GT3がつけ、ARTA NSX GT3、リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rと続いた。
GT300クラスの専有走行に続きGT500クラスの専有走行が行われるが、ここでも各車がアタックシミュレーションを実施。まずはロニー・クインタレッリが1分28秒349をマークし、MOTUL AUTECH GT-Rがタイムを上げる。
これに牧野任祐のModulo Epson NSX-GT、さらに塚越広大のKEIHIN NSX-GTが続くが、これらのタイムを上回ってきたのは、ジェームス・ロシターが駆るカルソニックIMPUL GT-R。1分28秒254までタイムを縮め、午後をトップタイムで終えることに。MOTUL AUTECH GT-Rが2番手となり、午後はニッサンGT-RニスモGT500がワン・ツーで終えた。
3番手にはModulo Epson NSX-GTが続き、ARTA NSX-GTが4番手。リアライズコーポレーション ADVAN GT-Rが5番手につけた。なおこの後、16時10分から11月のジョイントイベント開催に向け、GT500車両がハンコックタイヤを装着したテストを行う予定となっている。
from スーパーGT富士公式テスト:初日午後は好調カルソニックIMPUL GT-Rが首位。GT-Rがワン・ツー
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