スーパーGT富士公式テスト開幕。初日午前のセッション1はレクサス勢がトップ5を占める

 3月30日、富士スピードウェイでスーパーGTの公式テストがスタートし、GT500クラスはDENSO KOBELCO SARD LC500がトップタイムをマーク。WedsSport ADVAN LC500、WAKO’S 4CR LC500が続き、レクサスLC500勢がトップ5までを占めることに。GT300クラスはHOPPY 86 MCがトップタイムをマークした。

 岡山国際サーキットでの公式テストに続き、3月30〜31日の日程で行われるスーパーGTの公式テスト。このテストではGT300クラスに10人の第3ドライバーが登録されているほか、GT500クラスでは、KEIHIN REAL RACINGのベルトラン・バゲットが、インターコンチネンタルGTチャレンジのカリフォルニア8時間でアキュラNSX GT3をドライブするため欠場。またWEC世界耐久選手権の日程から、第2戦を中嶋一貴が欠場すると思われることから、宮田莉朋がau TOM’S LC500の第3ドライバーに登録されている。

 今季参戦を予定している44台が顔を揃えるなか、3月30日の9時30分にスタートした午前セッション1だが、この直前に行われていたGT500車両によるフィルミングセッションの際に、MOTUL AUTECH GT-Rがスローダウンするシーンも。そのためか、セッション1でMOTULGT-Rはコースインが遅れることになった。またGT300クラスでも、今回新車を導入しているD’station Vantage GT3がシフトのトラブルによりほとんど周回できなかった。

 曇天で気温が低い中行われたセッション1では、各チームピットイン〜アウトを繰り返しながら走行していくことになるが、クラッシュやアクシデントによる赤旗は出ず、11時30分にチェッカーを迎えた。

 GT500クラスでは、1分28秒436をマークしたDENSO KOBELCO SARD LC500がトップタイムをマーク。WedsSport ADVAN LC500、WAKO’S 4CR LC500、さらにKeePer TOM’S LC500、ZENT CERUMO LC500とレクサスLC500勢がトップ5を占める結果となった。セッション途中から走行を開始したMOTUL AUTECH GT-Rが6番手、Modulo Epson NSX-GTが7番手につけた。

 GT300クラスは、HOPPY 86 MCが1分36秒377をマークしたHOPPY 86 MCがトップタイムをマーク。GAINER TANAX triple a GT-R、Modulo KENWOOD NSX GT3と続いている。



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