AUTOBACS RACING TEAM AGURI 2018スーパーGT第7戦オートポリス 決勝レポート

AUTOBACS RACING TEAM AGURI

2018 AUTOBACS SUPER GT
Rd.7 オートポリス
GT300 決勝レポート

作戦当たり、後方から追い上げ4位入賞

 予選結果が悪かったので、何とか決勝で順位を上げられるようにチームは作戦を練って決勝に挑んだ。スタートドライバーは高木真一。高木が出来る限り前半を長く走り、後半スパートをかける作戦だった。

 高木はスタートで3つポジションを上げ、14周目には15番手までポジションを上げる事に成功した。車のバランスは良さそうだ。23周目にセーフティーカーが入り、前との差がさらに縮まった。リスタート後は他車のルーティンのピットインもあり、35周目までに3番手にポジションを上げた。

 40周目にルーティンのピットインを行い、ショーン・ウォーキンショーに交代。ショーンはアウトラップで他車に接触されてしまう。一瞬、ペナルティを受けてしまうように見えたが、レーシングアクシデントと判定され、事なきを得た。その後、ショーンは徐々にペースアップ。52周目には6番手まで順位を上げた。さらに前車の脱落もあり、最終的には4位でチェッカーを受ける事に成功した。

 この結果により、ランキング2番手のチームに12ポイントの差を付けて最終戦に挑む事になった。油断をせずに最終戦でも勝利を目指して戦っていきたい。

土屋圭市アドバイザーのコメント
「チーム、ドライバー全員が諦めずに最後まで戦い抜いた結果だね。昨日の結果からは考えられない結果だけど、本当にみんなが頑張ってくれた結果だと思う。最終戦も気を引き締めていきたいね」

安藤博之エンジニアのコメント
「予選は車とタイヤが合ってなかったようで、22番手という悪い結果になってしまいました。今日は作戦が重要かと思い、高木さんで長く走ってペースを作ってもらい、その後にショーンで走り切るという作戦を取りました。セットを見直してウォームアップを走り、ペースも良かったです。その後、レースに向けてグリッドでアジャストしたところ、ユーズドでも他車のニュータイヤと同じくらいのペースで走る事が出来ました。何とかポイントを獲る事が出来てホッとしました」

高木真一選手のコメント
「このM6は去年からバランスは良かったんですけど、気温の差とか暖かいコンディションのバランスが全然わからなかったので、昨年のセットに似たようなものにして、タイヤを信じて走って、作戦も見事にハマりこのような結果になりました。ボクのスティントを長めにして、クリアラップも10周くらい取れたのが良かったのと、タイヤも見事なパフォーマンスを発揮してくれましたし、ショーンもミスなく速いペースで走りきってくれたのも良かったと思います。最終戦は気を引き締めて戦っていきたいですね」

ショーン・ウォーキンショー選手のコメント
「22番手から4位を得られた素晴らしいレースでした。車のバランスは非常に良くて、ペース良く走る事が出来ましたが、最初のラップで他車と接触してしまい、バイブレーションが出てしまいました。しかし、その後は問題なく、ラップタイムは悪くなかったので順位を上げられたと思います」



from AUTOBACS RACING TEAM AGURI 2018スーパーGT第7戦オートポリス 決勝レポート

コメント