Official: トヨタ、発進用ギアを採用したCVTなどTNGAによる新開発パワートレイン各種を発表!

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【ギャラリー】Toyota New TNGA Powertrain Units6


トヨタから「TNGA(Toyota New Global Architecture)」と呼ばれる新プラットフォームに基づく新開発のパワートレイン各種が発表された。新型エンジンとそれを組み合わせた進化したハイブリッド・システム、トランスミッションはCVT(無段変速機)と6速マニュアル、そしてガソリン車用とハイブリッド用の2つの4輪駆動システムと、今回発表された内容は多岐にわたる。分かりやすい動画が用意されているものもあるので、順番にご紹介していこう。

新型CVT(無段変速機)

新型CVT(無段変速機)「Direct Shift-CVT」は、乗用車用CVTとして初めて発進用ギアを採用し、CVT特有のアクセルを踏み込んでから一瞬遅れて加速するもたつき感を改善。また、発進をギアが担当することによって、ベルトの変速比を高く設定でき、変速比幅は従来と比べて15%拡大した。このワイドレンジ化により、燃費は6%向上したという。ギアからベルトへの切り替えには、ATの開発で培われた高応答の変速制御技術が使われている。さらに発進ギアの採用によって入力負荷が軽減されたため、ベルトの狭角化(11度から9度へ)とプーリーの小径化(慣性が40%低減)も可能になった。変速速度が20%向上し、トヨタによれば「他社のデュアルクラッチ式トランスミッションと同等以上の変速性能を実現」したという。




新型6速マニュアル・トランスミッション

新たに開発されたトランスミッションはCVTだけではない。欧州をはじめとするグローバルなニーズに応えるため、新規開発されたという6速マニュアル・トランスミッションは、従来型に比べ、質量を7kg低減し、全長を24mm短縮。軽量コンパクト化すると共に、シフトダウン時だけでなくシフトアップ時にも自動でエンジンの回転合わせを行う「iMT制御」が採用されている。

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トヨタ、発進用ギアを採用したCVTなどTNGAによる新開発パワートレイン各種を発表! originally appeared on Autoblog Japan on Mon, 26 Feb 2018 03:10:00 EST. Please see our terms for use of feeds.

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