いよいよ2020年シーズンもラスト2戦となり、第4戦が行われたツインリンクもてぎで第7戦が開催されたスーパーGT。7日(土)に行われた公式予選では第3戦鈴鹿でポールポジションを獲得したModulo NSX-GTの伊沢拓也が自身通算2度目となるポールを獲得。
2、3番手にもNSX-GT勢が並び、ホンダのホームコースで上位を占める結果となった。予選後に行われたポールポジション会見ではModulo NSX-GTのふたりは明日の決勝に向けて意気込みを語った。
伊沢拓也
Q2担当/ベストタイム:1分36秒140
「今回、GT500もGT300もダンロップタイヤのパフォーマンスが高かったおかげもあって、僕としては2回目のポールポジションを獲ることができました。本当にいい状態だったので、もし大津選手がQ2を行っていれば大津選手が(ポールポジションを)獲っていたと思います。今回は僕が行かせてもらって、こういう結果が出てありがたいなと思っています」
「レースはどうなるのか本当に分からないですけど、そう(ポールを獲得しながらも4位でチェッカーを受けた第3戦のように)ならないように一応考えてこのレースウイークを迎えてます。また、ポールからスタートできるということで、絶対にぶっちぎれるポイントはあると思う。そのリードを活かしながら決勝は最低でも表彰台、できれば優勝……いや、絶対優勝を目指して頑張りたいと思います」
「今回もたくさんファンの方が来てくれていますが、サーキットに来れずにテレビの前で応援してくれているファンの人たちもたくさんいると思うので、そういう人たちも楽しめるようなレースをしたいと思います。じつは、ここへ来る前に計算したら、一応2回勝てばチャンピオンの可能性はゼロではないんですよね……。なので、ほかのクルマ次第ですけど諦めずに最後まで頑張りたいです」
■大津「あとは決勝でどれだけ強く戦えるかが最優先課題」
大津弘樹
Q1担当/ベストタイム:1分36秒368
「今回は午前中の公式練習から一発の速さがあるという手応えを感じていました。僕がQ1を担当して、セッショントップで帰ってくる、ということを第一目標に置いていたので、それが達成できてよかったです」
「伊沢選手が素晴らしいアタックで今季2回目のポールポジションを獲ってくれました。タイヤのパフォーマンスがとても上がっていて、マシンもすごくいい状態なので、あとは決勝でどれだけ強く戦えるか、というところが最優先課題かなと思っています」
「やっぱりファンのみなさんが観に来られるとサーキットの雰囲気もすごく盛り上がっていますし、そういったファンの方の前で僕たちの優勝を見届けてもらえたいなと思っています。とにかく、最後まで諦めずに全力で頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします」
from 第3戦のようにならないようにと迎えたもてぎ戦。「できればではなく、絶対優勝を目指す」と伊沢【第7戦GT500予選会見】
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