Round.3鈴鹿 決勝
2020.08.22~23
SUZUKA circuit
シーズン初入賞はならず
完走扱いの28位に終わる
2020 AUTOBACS スーパーGT第3戦は8月23日(日)、三重県・鈴鹿サーキットで決勝レースが行われました。今回もまた感染症予防のために無観客開催です。
天気予報が出していた「未明から午前中は雨」という予報は完全に外れ、強い日差しが降り注ぐ真夏らしい天候となりました。雨によってレースが大きく動く、というような要素はなくなり、逆にいえばコース上での速さで勝負するしかありません。
予選Q2へ進み、12番手からのスタートは、十分入賞を狙える位置です。スタートを担当したのは新田守男選手。前を走る2号車にスタートでオーバーテイクを仕掛けますが、とりあえずポジションをキープ。しかし2周目に入ったところで、30号車がコースアウトし、早くもセーフティカーが入ります。
4周終了時点で再スタートしますが、新田守男選手のペースは上がらず、ポジションはキープしているものの、オーバーテイクを仕掛ける状況ではありません。12番手のまま、レースは進んでいきました。
15周目にはコース上にGT500のマシンがボンネットフードを落とし、2度目のセーフティカー。K-tunes Racingは再スタートのタイミングで、ドライバー交代をする戦略を決断。そして21周目、阪口晴南選手への交代とピット作業を行いました。
しかしおなじ戦略を採用したチームは多く、ピットロードは混雑しタイムロス。コース復帰したときの順位は27番手でした。そこから阪口晴南選手、持ち前の速さで順位を上げていきました。
レースはさらに荒れた展開を見せ、26周目にはS字でコースアウトしたマシンによって、3度目のセーフティカーが出動します。その時点では21番手までボジションを戻していました。
32周終了時点での再スタートから、阪口晴南選手の勢いはさらに増し、35周目には15番手、39周目には13番手となっていました。
しかし40周目のシケイン、GT300の集団、GT500マシンがひとつの塊のような車群のなかで、直前にスローダウンしているマシンを発見。阪口晴南選手は辛うじてクラッシュを避けたものの、マシンはコースアウトし、リヤウイングを破損させてしまいました。ピットに戻り修復したものの間に合わず、レースは終了。完走扱いで28位という結果になりました。
次戦、2020 AUTOBACS スーパーGT第4戦は9月13日~14日、栃木県ツインリンクもてぎで、これまで同様に、無観客で開催される予定です。
■コメント
新田守男
「レースペースが良くなくて、抜かれる感じはないけど、オーバーテイクもできない、というレースでした。まだまだダンロップタイヤのことを理解しないとダメですね。早くみなさんの期待に応えられるように進化していきます」
阪口晴南
「いろいろなマシンが入り交じった複雑の状況のなかで、シケインの進入でスローダウンしていたマシンを避けようとしたんですが、コースの外にしか逃げ場がなくて…。でもこれからも攻めのレースをしていきたいと思います!」
from K-tunes Racing 2020スーパーGT第3戦鈴鹿 決勝レポート
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