関口雄飛 PRESS RELEASE
2020年8月11日
スーパーGT第2戦「FUJI GT300km RACE」で、
関口雄飛&サッシャ・フェネストラズの36号車が連続2位表彰台をゲット!
シリーズポイントでは、2ポイント差でランキング首位に浮上!!
8月8日〜9日、コロナウィルス感染拡大防止対策の一環として、無観客でのスーパーGT第2戦を迎えた富士スピードウェイ。ゼッケン36号車au TOM’S GRスープラを駆る関口雄飛とサッシャ・フェネストラズがトヨタ勢で最上位の2位表彰台を獲得しました。開幕戦からの連続2位入賞で、36号車はシリーズランキング首位に浮上することになりました。
今年、関口雄飛は新たなチームメイトとして昨年度全日本F3チャンピオンを獲得した若手のサッシャ・フェネストラズを迎え心機一転、チャンピオン獲得に向けて万全の準備を整えてきました。開幕戦2位入賞と幸先の良いキックオフでスタートした今シーズン、第2戦は全車両の中で2番目に重いウェイトハンディを背負ってのスタートです。
土曜日のフリー走行から、決勝を見据えてのセットアップを進めてきた36号車は、予選Q1をサッシャ・フェネストラズが担当。初のQ1担当というプレッシャーを感じながらも1分27秒887をマークし4位でQ1を通過しました。
予選Q2を担当した関口雄飛は、慎重にタイヤを温めながらアタックに突入。セクター1で全体ベストをマークするものの、1分27秒853にとどまり予選6番手からの決勝スタートとなりました。
8月9日日曜日、決勝レースは快晴の下、午後1時にスタートが切られました。スタートを担当したサッシャ・フェネストラズは、序盤からハイペースな走りを見せ、2周目までに5番手に浮上。心配していた周回遅れのGT300マシンをタイムロスすることなく巧みにパスし、10周目には4番手までポジションアップ。そして3位まで浮上して31周目に関口雄飛にバトンタッチしました。
5番手でコース上に復帰した関口雄飛は、後半スティントを走るドライバーの中では最速ラップをたたき出しながら周回を続け、トップを上回るハイペースで首位を追い続けました。
一時は20秒以上あったトップとの差をじわじわと縮めながら2番手まで浮上し、さらにハイペースでトップを追い詰めます。
しかし終盤はタイヤをいたわりながらポジションキープという戦略を取り、無事に2戦連続で2位表彰台を獲得しました。
これによって36号車は獲得ポイントを36ポイントへと伸ばし、2位を2ポイントをリードして、シリーズランキング首位に立つこととなりました。第3戦は8月22日~23日、三重県・鈴鹿サーキットで開催されます。
● 関口雄飛のコメント
「今回のレースは、フリー走行の段階から決勝でのバランスを重視してセットアップを進めてきました。予選ではサッシャがQ1突破を果たしてくれて、自分は6位というやや不満足な結果でしたが、セクター1では全体ベストが出ていましたし、決勝を想定したタイヤ戦略でしたので、3列目からのスタートでも自信を持って決勝レースに臨むことができました。
結果的に僕たちが望んでいた決勝に強いセットアップがうまく決まったこともあって、レース中は安全に速く走れるマシンに仕上がっていました。サッシャも順調に追い上げてくれましたし、自分のスティントではトップより速いペースで走ることができましたし、後半スティントを走るドライバーの中では誰よりも速いラップタイムをマークすることができました。トヨタ勢の中でも抜群に速かったと思います。ドライビングもうまく合わせて、タイヤをもたせる走りを意識していましたし、それがハマったレースでした。
トップとの差も最後まで頑張って縮めていきました。チーム全体で勝ち取った2位で、これで2ポイント差のポイントランキングトップです。
次戦から燃リスが入ることになりますが、自分としてはこんなに早いタイミングで燃リスが入った経験はないので、戦い方を考えながら、鈴鹿への準備を進めていきます。一日も早くコロナウィルス感染拡大が収束して、またファンの皆さんの前で表彰台を祝ってもらえる日が来ることを祈りながら、できることを精一杯やって頑張りますので、皆さん応援よろしくお願いします」
from 関口雄飛 2020スーパーGT第2戦富士 レースレポート
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