TOM’S、カストロール・トムス・スープラのレストアプロジェクトをクラウドファンディングで開始

 6月22日、トムスは同社チームのレーシングカー『Castrol TOM’S Supra(カストロール・トムス・スープラ)』を完全復元する新プロジェクト『Castrol TOM’S Supra レストアプロジェクト2020』をクラウドファンディング形式で開始した。

 カストロール・トムス・スープラは1995年、トムスの全日本GT選手権(JGTC)への参戦開始とともにデビューし、1997年にはトヨタ勢初となるシリーズチャンピオンを獲得したマシン。その速さや強さと強烈なコントラストを誇る“カストロールカラー”で記憶に残っているレースファンも多いはず。

 また、同マシンは当時ソニー・コンピュータエンタテインメントから2001年にプレイステーション2用ソフトとして発売された『グランツーリスモ3 A-spec』のオープニング映像にも登場している。今回トムスがレストアを行うのは、グランツーリスモ3のオープニング映像に登場したことによって世界中にその存在が知られている1998年モデルのカストロール・トムス・スープラ36号車だ。

 レストアプロジェクトは、株式会社マクアケが提供するオンラインプラットフォーム『makuake』を通じて行うクラウドファンディング形式となっており、一般の方やレースファンからの支援のもと、走行可能な状態までマシンを完全復元することがプロジェクトの目標とされている。

 集められた支援金はカストロール・トムス・スープラの復元費用などに充てられる予定で、支援をしてくれた方々には金額に応じて参加証ステッカー贈呈のほか、完成披露イベントへの招待、2021年のスーパーGTシーズンパスなど様々な特典が用意されるという。

 トムスの現役メカニックたちがレストア作業を実施する『Castrol TOM’S Supra レストアプロジェクト2020』の支援募集期間は2020年6月22日の15時から9月18日の15時まで。プロジェクトの概要やリターンに関する詳細情報はmakuake内特設ページおよびトムス公式サイトまで。
・makuake内プロジェクト特設ページ(https://www.makuake.com/project/toms-supra/
・トムス公式サイト(https://www.tomsracing.co.jp/company/news/6825/

関谷正徳とノルベルト・フォンタナがドライブした1998年のカストロール・トムス・スープラ36号車
関谷正徳とノルベルト・フォンタナがドライブした1998年のカストロール・トムス・スープラ36号車
レストア作業の実施はトムスの現役メカニックたちによって行われる
レストア作業の実施はトムスの現役メカニックたちによって行われる


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