40台越えは確実か!? 鈴鹿10時間の最初の暫定エントリーリスト発表。13車種がそろう

 4月24日、鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドは8月23〜25日に鈴鹿サーキットで開催される『BHオークション SMBC 鈴鹿10時間耐久レース』の暫定エントリーリストを発表した。2018年の35台を上回る37台がエントリーしており、今後参戦表明チーム等を加え、40台を上回りそうな気配だ。

 2018年から、それまでの鈴鹿1000kmに代わって、GT3カーによる世界一決定戦を目指し生まれ変わった鈴鹿10時間は、初年度はプロクラスをターゲットとしていたこともあり、35台というエントリーに。十分に迫力あるレースとはなったものの、当初鈴鹿が目標としていたフルグリッドには届かなかった。

 すでにこの鈴鹿10時間が一戦として加わっているインターコンチネンタルGTチャレンジ側からのエントリーは発表されていたが、24日、これに加えてすでにエントリーしたチームの一覧が発表された。今季は海外、そして日本からすでに37台がエントリーしており、今後40台を超えそうだという。

 IGTC参加メーカーからは、アウディ、ベントレー、BMW、ポルシェ、メルセデス、フェラーリといったところが準ワークス格のチームを送り込むほか、ホンダはカリフォルニアから参戦を開始したホンダ・チーム・モチュール、そしてニッサンからはKCMGが参戦する。

 迎え撃つかたちの日本チームは、スーパーGT GT300チームはIGTCに登録されるメルセデスAMGチーム・グッドスマイル、アウディ・チーム・ヒトツヤマ等に加え、JLOCが2台、チーム・アップガレージが参戦。また、カーズ東海ドリーム28からは唯一のJAF-GT車両としてロータス・エヴォーラMCが参戦する。昨年はタイヤで苦戦したが、今季はどうなるか。

 また興味深いところとしては、GT300に参戦するマクラーレン・カスタマーレーシング・ジャパンが2台をエントリーしている。チームは当初スーパー耐久への参戦も予定しており、この“2台目”が登場することになりそうだ。GT300チームは今後台数が増えるのかが気になるところ。

 このレースがST-Xのスペシャルラウンドとして登録されているピレリスーパー耐久シリーズの参戦チームは、SATO-SS SPORTSやMPレーシング、TAIROKU RACINGなどが参戦。この鈴鹿10時間のみのエントリーとしては、昨年も登場したキャラウェイ・コンペティション・ウィズ・ビンゴレーシングのキャラウェイ・コルベットが登場するほか、脇阪寿一/脇阪薫一の兄弟が参加するLMコルサ、あのミカ・ハッキネンを擁し久保田克昭と石浦宏明が組むマクラーレン720S GT3など、見どころは多い。

 ドライバーでも、メルセデスにはDTM王者経験者のゲイリー・パフェットの名がすでに記されているほか、今季もグッドスマイルから谷口信輝/片岡龍也/小林可夢偉のトリオが実現するなど、豪華なメンバーが揃いそうだ。

 タイヤコンペティションがあるスーパーGTとはまた違った濃密な戦いが展開される鈴鹿10時間。今季も非常にアツいレースとなりそうだ。

2019 BHオークション SMBC 鈴鹿10時間耐久レース
暫定エントリーリスト(4/24)

Class Team Nat Car Driver
TBA AMACモータースポーツ AUS ランボルギーニ・ウラカンGT3 TBA
TBA
TBA
Silver apr・ウィズ・ARNレーシング JPN フェラーリ488 GT3 永井宏明
織戸学
上村優太
Pro アウディスポーツ・チーム・アブソリュート・レーシング CHN アウディR8 LMSエボ TBA
TBA
TBA
Pro アウディスポーツ・チームWRT BEL アウディR8 LMSエボ TBA
TBA
TBA
Pro アウディ・チーム・ヒトツヤマ JPN アウディR8 LMSエボ TBA
TBA
TBA
Pro ベントレー・チームMスポーツ GBR ベントレー・コンチネンタルGT3 TBA
TBA
TBA
Pro ベントレー・チームMスポーツ GBR ベントレー・コンチネンタルGT3 TBA
TBA
TBA
Pro BMWチーム・シュニッツァー DEU BMW M6 GT3 TBA
TBA
TBA
Silver キャラウェイ・コンペティション・ウィズ・ビンゴレーシング JPN キャラウェイ・コルベットC7 GT3-R 武井真司
小河諒
M.ポマー
TBA カーガイ・レーシング JPN フェラーリ488 GT3 TBA
TBA
TBA
Pro-Am カーズ東海ドリーム28 JPN ロータス・エヴォーラMC 高橋一穂
加藤寛規
TBA
TBA EBM NZL ポルシェ911 GT3 R TBA
TBA
TBA
TBA EBM NZL ポルシェ911 GT3 R TBA
TBA
TBA
Pro-Am ガレージ59 GBR アストンマーティン・ヴァンテージGT3 TBA
TBA
TBA
Pro ホンダ・チーム・モチュール ITA ホンダNSX GT3エボ TBA
TBA
TBA
Pro ハブオート・コルサ TWN フェラーリ488 GT3 TBA
TBA
TBA
Pro JLOC JPN ランボルギーニ・ウラカンGT3 TBA
TBA
TBA
Pro JLOC JPN ランボルギーニ・ウラカンGT3 TBA
TBA
TBA
Pro KCMG HKG ニッサンGT-RニスモGT3 TBA
TBA
TBA
Pro KCMG HKG ニッサンGT-RニスモGT3 TBA
TBA
TBA
TBA LMコルサ JPN ポルシェ911 GT3 R 脇阪寿一
脇阪薫一
TBA
Pro マクラーレン・カスタマーレーシング・ジャパン JPN マクラーレン720S GT3 TBA
TBA
TBA
Pro マクラーレン・カスタマーレーシング・ジャパン JPN マクラーレン720S GT3 TBA
TBA
TBA
TBA メルセデスAMG・チーム・クラフトバンブー HKG メルセデスAMG GT3 TBA
TBA
TBA
Pro メルセデスAMG・チーム・グッドスマイル JPN メルセデスAMG GT3 谷口信輝
片岡龍也
小林可夢偉
Pro メルセデスAMG・チーム・グループMレーシング HKG メルセデスAMG GT3 TBA
TBA
TBA
Pro メルセデスAMG・チーム・ストラッカ・レーシング GBR メルセデスAMG GT3 L.ウイリアムソン
G.パフェット
T.ボーティエ
Am MPレーシング JPN ニッサンGT-RニスモGT3 J.シンドウ
TBA
TBA
Am サトー-SSスポーツ JPN メルセデスAMG GT3 TBA
TBA
TBA
TBA サンエナジー1レーシング AUS メルセデスAMG GT3 TBA
TBA
TBA
Pro-Am タイロク・レーシング JPN TBA TBA
TBA
TBA
TBA チーム・ポルシェ CHN ポルシェ911 GT3 R TBA
TBA
TBA
TBA チーム・ポルシェ CHN ポルシェ911 GT3 R TBA
TBA
TBA
Pro チーム・ストラッカ・レーシング GBR メルセデスAMG GT3 C.ニールセン
A.クリストドロウ
A.ヘンリー・ダ・シルバ
Pro チーム・アップガレージ JPN ホンダNSX GT3エボ TBA
TBA
TBA
Pro ワーケンホルスト・モータースポーツ DEU BMW M6 GT3 C.クログネス
N.キャツバーグ
M.ジェンセン
Pro TBA JPN マクラーレン720S GT3 M.ハッキネン
久保田克昭
石浦宏明


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