来月にも発表される見込みの新型iPhoneの出荷台数は、年内に7,000万〜7,500万台に達し、iPhone6シリーズ以来のベストセラーになるとの見通しを、台湾メディアDigiTimesが報じています。
6.1インチ液晶モデルが売上を押し上げる
DigiTimesは、6.5インチおよび5.8インチの有機EL(OLED)搭載モデル、6.1インチ液晶搭載モデルの3種類の新型iPhoneのうち、特に液晶モデルはデザイン、機能、そして価格の面で評価され、シリーズ全体の売上をiPhone7、iPhone8を大きく上回るレベルまで押し上げる、と記しています。
これは液晶モデルが、OLEDモデルと比べて若干安い価格設定ながらも、ベゼルレスのフルディスプレイ・デザイン、Face ID採用と、現行のiPhone X、そして同時発表となるOLEDモデルと同じデザイン、ほぼ同等の機能を所有する(と予想されている)ためでしょう。
TSMCなどサプライチェーンも売上好調
Appleサプライチェーンの多くも新iPhoneに関連する生産を順調に進めているようで、出荷のピークを迎える第4四半期に突入する前から、売上を伸ばしているとDigiTimesは指摘しています。
たとえば新iPhone向けに、7nmプロセスでA12プロセッサを生産しているTSMCの売上は7月から伸び始め、中国のビットコインマイニング企業Bitmain、Canaan CreativeからのクリプトマイニングASIC受注激減による売上減が相殺されたとのことです。
同社は8月初め、製造機器がランサムウェアに感染したために一時生産ラインの稼働停止を余儀なくされ、売上への影響が懸念されていましたが、新iPhoneの売上見通しが明るいため、2018年通年での売上は、対前年比で一桁後半のプラスになると予測されています。
ただし6.1インチ液晶パネル搭載のiPhoneについては、発表はほかの2モデルと同時に行われるものの、発売は「少し遅れる」と、Apple情報の正確さで知られるTF Internationalのアナリスト、ミンチー・クオ氏が予想しています。
Source:DigiTimes via MacRumors
Photo:Twitter(@VenyaGeskin1)
(lunatic)
来月にも発表される見込みの新型iPhoneの出荷台数は、年内に7,000万〜7,500万台に達し、iPhone6シリーズ以来のベストセラーになるとの見通しを、台湾メディアDigiTimesが報じています。
6.1インチ液晶モデルが売上を押し上げる
DigiTimesは、6.5インチおよび5.8インチの有機EL(OLED)搭載モデル、6.1インチ液晶搭載モデルの3種類の新型iPhoneのうち、特に液晶モデルはデザイン、機能、そして価格の面で評価され、シリーズ全体の売上をiPhone7、iPhone8を大きく上回るレベルまで押し上げる、と記しています。
これは液晶モデルが、OLEDモデルと比べて若干安い価格設定ながらも、ベゼルレスのフルディスプレイ・デザイン、Face ID採用と、現行のiPhone X、そして同時発表となるOLEDモデルと同じデザイン、ほぼ同等の機能を所有する(と予想されている)ためでしょう。
TSMCなどサプライチェーンも売上好調
Appleサプライチェーンの多くも新iPhoneに関連する生産を順調に進めているようで、出荷のピークを迎える第4四半期に突入する前から、売上を伸ばしているとDigiTimesは指摘しています。
たとえば新iPhone向けに、7nmプロセスでA12プロセッサを生産しているTSMCの売上は7月から伸び始め、中国のビットコインマイニング企業Bitmain、Canaan CreativeからのクリプトマイニングASIC受注激減による売上減が相殺されたとのことです。
同社は8月初め、製造機器がランサムウェアに感染したために一時生産ラインの稼働停止を余儀なくされ、売上への影響が懸念されていましたが、新iPhoneの売上見通しが明るいため、2018年通年での売上は、対前年比で一桁後半のプラスになると予測されています。
ただし6.1インチ液晶パネル搭載のiPhoneについては、発表はほかの2モデルと同時に行われるものの、発売は「少し遅れる」と、Apple情報の正確さで知られるTF Internationalのアナリスト、ミンチー・クオ氏が予想しています。
Source:DigiTimes via MacRumors
Photo:Twitter(@VenyaGeskin1)
(lunatic)
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